こんにちは、けしもちです。
英語学習のテキストや教材をどうやって選び、使いこなせばいいのか?
誰にでも効果がある教材なんてあるのか・・・
そんな疑問を持ったことありませんか?
今回の英語習得の鉄則では、そんな疑問を解決する内容になっています
伸ばしたいスキルを決める
まずは自分が伸ばしたいと思っているスキルは何なのかを明確にしましょう。
スキルというのはいわゆる英語を”読む””書く””聞く””話す”の4つの技能です。
これらをまとめて同時に伸ばす夢のような学習方法はありません。
もし、「私には全部が必要なんだ!」と思っても、欲張らずに、まずはきちんと優先順位をつけましょう。
ちなみにこれは、
ひとつのスキルを完璧にマスターしてから次に行くべし!
というものではありません。
学習方法を吟味して、個別スキルをバランスよく伸ばしていく必要があるよ~っていうことです。
それぞれの個別スキルにおける自分のレベルを認識したうえで、力の入れ具合を変えるというイメージです。
例えば、今の自分は読むスキルは中だけど、書くスキルは低だから少し書くスキルを磨く学習に力を入れよう、という感じです。
総合力が向上すると、個別スキルの学習効率やレベルアップの速度まで向上させてくれます。
“バランスよく伸ばしていく“という学習方法は本当におすすめです。
テキストや教材を正しく使う
次に、自分がいま持っている、使っているテキストや教材をきちんと見直してみましょう。
人によっては、高校や中学、大学受験などで使用したテキストや教材、問題集などを大切に保管している人もいると思います。
もし、使えそうならそれらを使うというのもアリです。
実際に私がやり直し学習をしたときには大学受験時に使用した問題集をがっつり使い倒しました。
「とっくの昔に完璧に終わらせたし今さらなあ」、と思うかもしれません。
しかし、昔と今の自分では知識量も経験値も全く異なるので、見えてくる世界も理解の仕方も変わります。
新たな発見や閃きが得られるかもしれないので、ぜひ見直してみてください
また、中学や高校の学習教材、特に大学受験向けでベストセラー的に使用されている教材や問題集などは、時を経ても名著の効力は失われていません。
もし既に持っている素材なら、ゼロ円投資で効果抜群なのでぜひ活用しましょう。
それ以外にも現在自分が使用している学習素材があると思います。
今こそ、著者の前書きやあとがき、本文に入る前の解説などをじっくり読み返してください。
それこそがその教材を最大限効果的に使用する方法です。
多くの人がここをきちんと理解せずにさっさと中身に取り組んでしまい、著者が意図していた使用法とずれていたりします。
それでは効果は半減です。
もちろん、自分用にカスタマイズした使用方法もありますが、まず1回目の使用では著者が意図し、説明し、解説している方法のとおりに取り組みましょう。
「面倒だなあ」、とか「こんな細かいこと別にいいだろう」、というようなことでも著者は意図して作りこんでいることが考えられるので、できる限り、説明通りに取り組んでください。
自己流の登場
1週目は著者の意図通りに学習する。
いよいよ2週目からはカスタマイズを取り入れていきます。
みなさんはどんな辞書、参考書を持っていますか?
付箋やマーカーは?
スマホのアプリは?
書いて覚える?
口に出して覚える?
それらを駆使することで、カスタマイズが始まります。
2週目はやり方もわかっているのでスムーズに進むと思います。
しかも1週目よりも圧倒的に早いスピードで進めることができるはずです。
しかし、単純にさっさと進めていくのではなく、早く進んで余った時間を有効に使います。
つまり、持っているツールを駆使して、より知識が定着するように工夫するのです。
例えば、
- 定着率の悪い単語や熟語を辞書や参考書で徹底的に調べる
- 調べた内容を暗記アプリに登録する
- 英文を声に出して読む
- シャドーイングしてから次の項目に進む
などでしょうか。
まあ、方法は色々ありますね。
こうして自分に合った方法にカスタマイズして学習することで、その素材が持つポテンシャルを120パーセントに引き出すことができます。
繰り返しますが、それは基本的な使い方をした後、での話です。
テキストは迷い続けろ!学習の素材選びに迷う
今回のメインテーマがこちらです。
鉄則その1の時にもお話ししましたが、私は色々な学習教材や方法を試してきました。
そこで得られたのが、
「これなら誰でも〇〇」「絶対誰でも〇〇」で言うところの「誰にでも」は誰にもフィットしない、ということですw
何だか笑い話みたいですけどね。
結局のところ、人はそれぞれ条件が異なります。
そのテキストや教材、学習素材が自分にフィットするかどうかは、自分自身の性格、環境、これまでの背景、経済条件、持っているツール、使えるアプリ、得意不得意などの様々な要因で変わってきます。
まあ、無限のパターンがあるわけです。
それを一括りにして、「誰でも〇〇」というのは・・・まあシンプルに言って雑ですね。
無理があります。
で、結論としては、本当に申し訳ないのですが、こちらです
「いろいろ試しまくってみないとわからない」
これが事実であり、真実です。
まあ、その代わりと言っては何ですが、フィットした時に自分のスキルが爆伸びする体験もできます。
どちらにしても、学習の基本中の基本であるテキストや教材、素材選びはまさにジャーニーです。
ですから、どんどん迷って、どんどん試してください!
でも実は鉄板が・・・w
「学習方法や素材に”絶対”なんてない!」
「人それぞれフィットする学習教材や方法は違う!」
と言い切っておいて、
「いや、実はここだけの話、絶対誰にでもフィットする鉄板の教材があるんすよ・・・」とか怪しすぎますねw
まあ、これはあくまで自分の経験から導いた「鉄板教材」ですので、そこらへんは悪しからず。
それはみなさんご存知の「NHK語学講座」です。
「な~んだ。そんなの知ってるよ!」と侮るなかれ!!
これこそまさに鉄板中の鉄板なので、その重要性に気づいていない人が多いんです。
特にターゲットとなるのは初~中級者です。
より具体的には次のようなシチュエーションが考えられます。
- 中学~高校レベルで止まっており、これから再開しようと思っている
- 中学~高校レベルで、これから“話す=スピーキング能力”を身に付けていきたい
- 大学受験は経験済みだが全部忘れたので、文法・リスニングともにやりなおしたい
- 旅行会話や日常会話レベルから抜け出せない
- 大学受験レベルのテキストでもわからないところがある
- ディクテーション、シャドーイング教材を探している
- とにかく継続したい
- とにかく自信を付けたい
- とにかくコスパ重視
なぜ「NHK語学講座」は鉄板なのか?
最初に挙げられる理由は、ノウハウの蓄積がダントツということでしょう。
「NHK語学講座」の元祖にあたる「英語講座」始まったのって1925年なんですよ。
もう100年くらいやってるんですw
すごいでしょ???
約100年間、基本的にはずーっと休まず(戦時中以外)に教材を作り、スクリプトを作り、その内容を録音して放送している。
これだけでもう受けない理由はないですよね?
講師がレジェンド
基本的には、担当の講師は1年~数年で変わっていくようですが、わかりやすい解説だったり、おもしろいスクリプト(台本)作れる人気の講師の場合は別です。
何年も講座を持っていて、シーズンが変わっても繰り返しリピート放送されたりします。
もはや生きる伝説=レジェンドですw
これは、受講者からのリクエストがないと成立しないですよね。
そんな素晴らしい講師がぞろぞろいるのも「NHK語学講座」の特長です。
コスパがよい(良すぎるw)
ご存じ国営放送です。
他の放送を観てもわかるように、かけられる予算が違いますw
あれだけの内容を無料で自由に聞くことができて、テキストは300円台と、もう普通の人や出版社では太刀打ちできないですwww
私の経験談をひとつ。
大学生の時、初めての語学留学前にこのシリーズをやり込んだことで初期の壁はびっくりするほど簡単にクリアできました。
その時の私の状況はというと、こんな感じ。
英語の受験経験なしの大学2回生(AO入試だったため、筆記による受験はなし。受験勉強はしたけどw)
英語レベルは中学で完全にストップ(高校は学業を放棄していたので消えた3年間になりました)
恥ずかしさに堪えて、大学の図書館で基礎1・2・3をめちゃくちゃ真剣に取り組む(家ではひたすら声に出してフレーズを覚え込みました)
初めての海外渡航、初めてのホームステイ、初めての語学学校でしたが、結果的にすべて気負うことなく、スムーズに対応できました。
ただし、すぐに次の壁にぶち当たりますが、それについては後日。
その他のおすすめ
自分のレベルがグンッと伸びた時ってわかりますよね。
私の英語学習歴でも何度かそのような経験がありましたが、そのきっかけを作ってくれたテキスト、教材、学習素材について少しだけ紹介しておきます。
前述したように、学習素材も方法も人それぞれフィットするものは違いますが、何かのお役に立てることを願いつつ・・・。
どれもめちゃくちゃやり込んでお世話になったので詳しく解説したいのですが、今日は長くなったのでそれは別記事でアップしますw
一応、購入できるリンクは貼っておきましたので気になった方はどうぞ♪
まとめ
まずは、テキストや教材、学習素材を正しく使用して学習する
その後、自分流にカスタマイズして効果を120%アップする
テキストや教材、学習素材は自分にフィットするものが見つかるまで探し続ける
鉄板は、アレw(NHK語学講座です、すみません)