こんにちは、けしもちです。
英語の資格にはいろいろありますが、日本では英検が有名ですよね。
英検に関しては、賛否両論ありますがけしもちは英検はとても有益だと思っています。
その英検の最高峰が英検1級です。
英語の猛者も返り討ちにあう難易度の高い試験ですが、しっかりと準備すれば英語中級者でも合格することは可能なんです。
今回は、英検1級に合格するために絶対必要な教材として
「でる順パス単英検1級」を、
そしてそのおすすめの使い方を紹介します!
でる順パス単をおすすめする理由
1998年に誕生して改訂され続けている
初版が発行されてから、なんと22年です。
現在販売されているのは4回目の改訂を経たもので、単語2100語と熟語300語を合わせて2400語が収録されています。
英検に出題されるであろう単語と熟語を効率よく覚えられるように構成されています。
まあ、22年の積み重ねは本当に半端なくすごいもので、本番の試験にはここから9割以上が出てきます。
この一冊だけすれば英検の語彙問題は問題ありません。
歴史が物語る偉大さですね。
さらに、最新版では、「単語暗記のコツ」「1級合格者の勉強法」が掲載されていて、
これもめちゃくちゃ役立ちますし、なんかモチベーションがあがります!
これもでる順パス単をおすすめする理由です。
全ての単語に例文がついている
数年前までは単語は単語だけで、例文は別冊に収録されていました。
現在のものは、同じページに単語と例文が並んで載っています。
これがでる順パス単が最強の理由です。
後ほど紹介する勉強法でこれが真価を発揮します!
この「1ページ見開きにすべてが載っている」のが、でる順パス単を選ぶ最大の理由になります。
アプリが充実している
リスニング専用のアプリと暗記とテストを兼ねたアプリの2種類が、このでる順パス単に対応しています。
本当は一つであればもっと便利だったんだろうけど、まあ、贅沢は言いません。
というか、
この2種類のアプリが、高速暗記に本当に、めちゃくちゃ役立ちます。
詳細は下で書いている勉強法をチェック!
暗記とテスト用のアプリ(アンドロイド版)がこちら⇓
iOS用のアプリはこちら!
おすすめの勉強法
高速で全部に目を通して知っている単語を消す
この本を手にして、まず最初にやることが、
超高速で最初から最後まで目を通して、知っている単語を消していくこと
です。
この段階では覚える作業、つまり暗記はしません。
ひたすら知っている単語を見つけてチェックを入れていきます。
英検1級を受けようとしている方ですから、それなりの英語力があると思いますので、この作業をすると、結構チェック(消せる)単語があることに気が付くはずです。
中には「え?これ1級の単語なの?」という単語もあり、そういうものも含めてどんどんチェックしました。
けしもちも初回にこの作業をしたところ、1週間ほど(往復の通勤時間約60分×5日分)で、200語は消せました。
この作業のポイントは、
- 1回やり切った達成感
- 暗記不要な単語を消すことによる安心感
- 全部目を通すことによってかすかに頭に残るフラッシュ記憶
です。
繰り返しますが、最初の1回は、
暗記せずにチェックのみで、1ページから最終ページまで終わらせるだけ
です。
ヒント付き暗記で覚える
次からいよいよ暗記です。
1個ずつ覚えるのは基本中の基本ですが、その単語を見ただけで思い出せない場合は、
少しずつ自分にヒントを出しながら思い出します。
ヒントの出し方
- 類義語・同義語を確認して思い出す
- 例文(英語)を見て思い出す
- 例文(日本語)を見て思い出す
③まで見ても思い出せないものは、全く頭に入っていないものです。
その日の終わりに、復習して記憶を定着させるように心がけましょう!
アプリで解きまくる
でる順パス単は、その構成が
でる度レベル A⇒B⇒C という単元で別れており、
各レベルの中も 動詞⇒名詞⇒形容詞・副詞
に分かれています。
本を使った暗記学習を始めたら、同時に、「アプリで解きまくる」学習も始めましょう。
要は、アプリを使って、とにかくテストをしまくる!というやり方です。
けしもちが使っていたのは、こちら⇓
アプリには、「カードめくり学習」という暗記学習用のモードと、「テスト」モードがあります。
「カードめくり学習」は何度か使ってみましたが、全然覚えられなかったので、結局ほとんど使わなくなりました。
おすすめは断然、
ひたすらテストモードをしまくること!
です。
アプリにはすべての単語と熟語が収録されています。
通常は、暗記モードで暗記してからテストするのでしょうが、前述のとおり、
いきなりテストモードでがんがんテストしてください。
暗記はすでに本でしてるのでアプリでは不要です(というか、アプリで暗記はできません)。
最初は思い出すのに時間がかかるので、5~6秒くらいでもOKですが、
慣れてきたら、
これを2~3秒に設定してほとんど瞬間的に答えを選べるように
なりましょう!
設定を下記のとおりに変更してチャレンジしてみてください。
- 制限時間 ⇒ 2~3秒にする
- 1回に学習する単語数 ⇒ 20単語にする
① 基本設定で、答えるまでの制限時間を変えます
|
② テストの設定で1回の学習単語数を20に変えます
1回に20個くらいが集中力的にも負担が少ないですし、電車の駅と駅の間でもテストが一回終われるようになります。
この高速回答に慣れると、一回のテストが1分で終わります!
これを一日の通勤時間などを利用してひたすらします。
職場や学校につくまでに何度もやります。そう、何度でも!
けしもちは、最高で一日1000個クリアしましたよ。
ステップアップ勉強法
高速チェック&あぶり出し作戦
アプリのテスト機能を使った暗記方法は、高速で大量にできるのが良い点ですが、実は、
定着率に不安が残ることと、間違える単語を覚えにくい、という弱点があります。
それをカバーするのが、この高速チェック&あぶり出し作戦です。
もう一度初心に返って本を開きましょう。
そして、この勉強の一番初めにしたように、1ページ目から高速でチェックをしていきます。
1回に100~200個が目安です。
200個で、いったん止まり、この200個のうち間違えたものだけを重点的に覚えていきます。
アプリのテストでかなり暗記できているので、間違えるのはおおよそ5分の1もない状態になっていると思います。
苦手単語があぶりだされた状態です。
つまり、この40個ほどの単語にしっかりと時間をかけて暗記をするのです。
おすすめは、通勤時間にアプリのテストで高速&大量にチェックをしまくり、帰宅後に本で高速チェック&あぶり出しをして、その後苦手単語をじっくりと暗記することです。
アプリで聞きまくる
おすすめの勉強法は前述の「アプリで解きまくる」ですが、ずーっとやっていると疲れます。
けしもちは、通勤の片道で電車に乗っている時間が30分ほどなので、「アプリで解きまくる」をぶっ通しでやりまくっても大丈夫でした。
しかし、さすがに後半は集中力が落ちて正答率も下がっていましたね。
これが通勤通学で1時間以上となると、「アプリで解きまくる」だけではしんどい。
そんな時はアプリで単語を聞きまくりましょう。
このアプリだと、単語を、英語⇒日本語 で読み上げてくれて、その後に例文まで読んでくれます。
これがリスニング力アップにもつながりますから、
単語暗記と合わせて1石2鳥ですね。
おうちで学習するときなども、休憩時間に20個だけ聞くなどして毎日少しずつ聞くと、
思い出し効果で記憶の定着とリスニング力アップが期待できますよ!
アプリでオリジナル単語帳に作り替える
これは最終手段だと思ってください。
本とアプリを使って毎日単語の暗記に勤しんでいる、でも・・・
何度やっても覚えられない!
書き出そうが、つぶやこうが、喚き散らそうが、
本当になぜか全然覚えられない・・・
と、いう単語がいくつか出てきます。
不思議なもんで本当に覚えられないんですよね。
そんな時には、
超超超×100 苦手単語だけを集めたオリジナル単語帳
を作ってしまいましょう。
昔ながらの紙の暗記カードでも全然問題ないですが、せっかくアプリを使ってスマホだけで勉強ができているのに、やり方・手段を増やすのはスマートではないです。
ですので、オリジナル単語帳もアプリで作りましょう。
このアプリの特徴は、
- スマホだけじゃなくてパソコンで単語の入力・編集ができる
- デバイスをまたいで管理可能
- 基本無料
というところです。
パソコンでエクセルを使って編集できるので、時間の節約になりますよ。
まとめ
英検1級に合格するために絶対おすすめしたいでる順パス単とその使い方はいかがだったでしょうか?
でる順パス単の特徴をまとめるとこうです。
- 英検1級の語彙対策はこれ1冊で問題なし
- アプリが充実しているので一緒に使う
勉強方法をまとめるとこういう感じですね。
- 1回目は高速で消込作業
- 地道な暗記は、例文を利用して自分に優しく(ヒントを出しながら)効率的に覚える
- アプリのテスト機能で高速チェックをしまくる
- あぶり出した苦手単語を集中して覚える
- どうしても覚えられない超苦手単語は、別の単語帳で集中攻撃!
- 疲れたら&時間があればアプリでリスニング♪
最後にこんなことを言うと怒られますが、長年英語の勉強を続けているけしもちが知っている英語学習の真実は、
自分に合った最適な英語の勉強方法は人それぞれ異なる
です。
これだけは間違いなく言えます。
つまり、英語学習は自分に合った勉強方法をいかに早く見つけるかにかかっています。
けしもちからのアドバイスは、
- 色々な英語学習者のおすすめ勉強法を試してみよう!
- 合わないものや効果が出ない時はさっさと別の方法に変えよう!
です。
これからも英語学習や英語教育について、本音ベースの記事をあげていきますので、よろしくお付き合いください!