こんにちは、けしもちです。
ソラミレ!では、子どもの英語教育は
”1にも2にも子供を英語好きにさせることが大切”
と言い続けています。
子供が英語を好きになるかは、家庭での英語教育にかかっていますので、
今回は、家庭で英語教育をするときに大切にしたい3つのポイントについてお話しします。
英語を遊びの中に入れる
子供にとっての優先順位は、
遊び>>>>>>>英語
です。
遊びを放っておいて英語の勉強ばかりするパパとママでは、子どもは英語を好きになってくれません。
まずは、一緒に遊んでくれてる感が何よりも大事です。
親としての腕の見せ所は、
その遊びにどうやって気づかれずに英語を入れられるか、です。
ステップ1 親がつぶやく
まずは、遊んでいる途中で、親が自然と英語で色々とつぶやきましょう。覚えさせる必要はないです。親が英語でポロっとつぶやくだけです。
どんなものがあるかというと、
- 初級:数字、色、大きさ、長さ、スピード、動物などの名詞
- 中級:かんたんな動詞(歩く、走る、立つ、座る、止まる・・・)
例えば、公園で遊んでいるときに
「あ、Blueの滑り台がある!」「あのWhite Carかっこいいね!」「かわいい!Catがいるよ~」などです。
気分はもうルー大柴さんです。
そのうち、子どもは自分が知っている言葉に食いついてきたりします。
そうなれば、次のステップです。
ステップ2 質問する、とぼける
遊びながら、「あの色(英語で)なんていう?」や「あれ?犬ってなんて言うんやっけ?」と簡単な質問をしたり、とぼけて聞いてみます。
遊びと関係あってもなくてもOKです。
質問する内容はもちろん超簡単でOK。参考は前述のとおり。
質問に反応しなかったり、嫌そうだったら深追いしないでくださいね。
ステップ3 英語であそぶ
これは結構レベルが上がりますが、慣れてきたらぜひ挑戦してほしい英語教育です。
①英語縛りの遊びをする ⇒鬼ごっこ、トランプ、ゲームなんでもできますね。数字は英語で、色は英語で、など。
②英語指示で動きのある遊びをする ⇒前述の中級にあるかんたんな動詞で動いてもらいます
例 Stand up, Sit down, Stand Straight, Sit on a chair, Look at me/mam/周りにあるもの, touch papa/mama, Runなど
英語の指示や話しかけに不安な人は、この本が参考になりますよ~
褒める&怒らない
英語教育だけに限りませんが、何よりも子供を英語好きにさせることを重要視するソラミレ!としては、声を大にして繰り返し主張したいのが、コレ。
褒めまくる!&怒らない
英語を話したら褒められた!
パパやママが言った英語(単語でもOK)がわかった!
という成功体験が子どもを英語好きにさせます。
褒められたらどんどん自己主張してきますし、例えばラジオなどで知っている英単語が流れると、「パパ、今〇〇って言ってたよ!」と報告してくれます。
するとまた褒められるので・・・と良い循環が出来上がりますね。
また、その逆も大切ですが、
間違って言ったら怒られた・・・
覚えてなくてパパやママが残念そうな顔をした・・・
ということが重なると、必然的に英語が好きでなくなりますね。
特に間違った時に怒ってしまうのは、熱心になればなるほどやってしまいがちです。
「前も教えたのに何で覚えてないの!?」などは最悪です。
覚えてない・間違えた時は、「じゃあ、〇〇は何て言う?」などとその子が覚えていそうな言葉を聞いて答えてもらい、正解したら「すごいね!!!」と大げさに褒めましょう。
これで失敗体験を成功体験に変えられます!
もちろんふざけてばかりだと、学習としても遊びとしてもコミュニケーションとしても成立しないので、教育上注意したり叱るのは仕方ないと思います。
しかし、感情に任せて怒ってはいけません。
いずれにせしても、子ども自身が「叱られた」ではなくて「怒られた」と認識するような言い方には気を付けましょう。
もちろん、反骨精神や叱られたことや失敗をバネにして伸びる子がいることは知っていますが、けしもちは、幼稚園~小学校中学年までは褒めて伸ばす方を圧倒的に支持します。
けしもちは現在、年間数十回小学生~高校生への講演と、先生対象の講演・研修を行っていますので、教育関係の情報には詳しいと思いますが、上記(褒めて伸ばす方が良い!)は、けしもちの個人的見解ですのであしからず。
親が楽しそう&勉強している姿を見せる
親が楽しまないと子供も楽しめない!
一緒に遊んでくれているパパやママが楽しそうに英語を使ったり、(流暢じゃなくても)話していたら、子どもは楽しい記憶の中に英語も一緒にしまい込みます。
英語=楽しいの刷り込みですね。
これには親が楽しそうにしていることが一番です。
毎日の英語カードや英語の勉強、英語を話したり聞いたりするときに、親がしんどそうだったり嫌そう、恥ずかしそうだと、英語にいい印象は持ちませんよね。
親も一緒に楽しみましょう!
けしもちは自分自身も英語学習者なので、子どもに英語を教えたり、英語を使って遊ぶことで自分の英語力もアップすることがとっても嬉しいです。
親も学ぶ姿勢を見せよう!
ごはん食べた後にテレビを見ながらビールを飲んでいる親に、
「お~い、英語の勉強したの?さっさとやりや~」なんて言われた日には
親への尊敬も、勉強へのやる気も、英語への気持ちもなくなりますね。
子供を英語好きにさせるには、親も一緒に学んでいる姿を見せることが大切です。
ただし、「パパも頑張って勉強してるんだから、〇〇ちゃんも頑張れよ」というのではなく、親が英語に前向きに取り組んでいる姿をさりげなく見せるのです。
例えば、
- 辞書を引きながらも、一生懸命に英語のニュースや記事を読んでいる
- 英語を声に出して発音やスピーキングの練習をしている
- 英語のPodcastを聞いて覚えたことをすぐに使ってみる
というような”やってます感”を子どもに感じさせるのが大切です。
「そんな時間ないよ~」とか「そもそも英語勉強したくない」というパパやママは、子どもが勉強するときや遊ぶときに、なるべく横について「一緒に考えているよ」という姿勢を見せるだけでも大きな効果があります。
まとめ
子供は親のことを本当によく見ています。
一緒に本気で遊んでくれているか?
楽しそうにしているか?
学んでいるか?
怒っているのか?
そういう子供の直観力や観察力を上手に利用して、
英語は楽しいもんだ⇒英語が好きだを子どもに植え付けましょう!
ソラミレ!は、”本当に英語ができる人”を育てるパパやママを応援しています!