こんにちは、けしもちです。
今回は、子どもを英語好きにさせるちょっとしたテクニックを一つご紹介します。
とってもシンプルな方法なので短い記事ですが、子どもを英語好きにさせるにはとっても効果的な方法なので、ぜひ試してみてください!
子どもは好奇心と意欲のかたまり
子どもを持つ親はみんな気が付いているでしょう。
子どもって本当に、知りたい!やりたい!のかたまりなんですよね。
なぜなんでしょうか?
それは、好奇心と意欲をもって”知ること”や”やってみること”が人間の本能だからです。
子どもというのは弱い存在です。
それは何百、何千、何万年前から同じです。
つまり、遥か昔から、
「子どもはできるだけ早く色々なことを知って、なんでも自分でできるよ
うにならなければ、生存競争に勝てない」という環境にさらされてきたのです。
だから、人間には「色々なことを知りたい、色々なことを試してみて自分でできるようになりたい」ということ、
つまり好奇心や意欲が本能にインプットされているのです。
しかし、残念ながら現在の社会では、彼らの好奇心や意欲が学習以外に向けられると、親はあまりいい顔をしません。
例えば、
漫画をひたすら読み続ける、
ゲームをやり続ける、
外で遊び続ける、
なんでも拾う、
集める、
生き物をいじる、
なんでも口に入れる
・・・きりがありませんが、これらは全て人間が持っている本能(好奇心や意欲)がさせているのです。
こういったことの良し悪しはさておき、
とにかく重要なことは、
「人間には”知りたい”という意欲が本来的に備わっている」ということを
親が知っておくことです。
本能を刺激する「もっと知りたい・やりたい⇒焦らす」作戦
では、「どうやって子どもを英語好きにさせるか?」というと、それは簡単♪
”知りたい”という意欲、つまり本能をうまく利用して、子どもの学習意欲を刺激すればいいんですね。
これは、次の「モチベーションアップにつながる声掛け」と一緒に実行すると効果倍増です。
方法はいたってシンプル。
子どもが「もう少し知りたいな、もう少しやりたいな」というところで止
めること。
例えば、英単語カードの学習。親はついつい「あと1枚だけ」とか「切りのいいところで終わりたい」「一日10枚と決めたら絶対10枚する!」などとなりがちですが、そこは我慢しましょう。
子どもの様子をしっかりと確認しながら、「やりたそうにしている」うちにやめましょう。
そして、大切なことは、
「すごいね!」「よく覚えていたね!」というようなやる気アップワード
をどんどん掛けることです。
その言葉をかけてもらえることが、子どもの「もう少し知りたいな、やりたいな」につながるのです。
なぜ、ゲームや外遊びをしている子供に「もうやめなさい」と声をかけてもなかなかやめないのか?それは、楽しくてやめられない。つまり「もっとやりたい、もっと知りたい」からです。
英語学習をここまでもってくるには、最初が肝心です。
特に幼児の英語学習は、この作戦を心がけて、子どもを英語好きにさせてしまいましょう!
モチベーションアップにつながる声掛け
子どもへの英語教育は、年齢や段階によってやり方が変わってきます。
幼稚園~小学校中学年(外国語活動の授業が始まる年)は、とにかくひたすら褒めます。
子どもが英語の勉強をするときに、なんだかやりたくなさそうだったり、面白くないと言ってみたり、集中していなかったらどうしますか?
- 無理やりやらせる
- 怒ってやらせる
は、2大やってはいけない英語教育です。
家庭学習をするときに、グズグズしたり、マジメにしないでふざけているときに、叱るのは当然ですが、怒ったり無理にさせようとしてはいけません。
そもそも、英語を勉強したくなさそうな素振りを子どもが見せた時には、子どもに責任を負わせるのではなくて、”面白くない英語教育”をしている親である自分の責任と思った方が良いです。
子どもが頑張れる、楽しんで勉強ができるのは、親に褒めてもらえるからです。
全然褒めてくれないどころか、間違えて怒られたりすると、やる気が出ないのは当然です。
繰り返しますが、幼稚園~小学校中学年の英語教育では、とにかく褒めます。
少々間違っていても、
「ほとんど言えたね!すごい!」
「すごく惜しかったね!でもこんなに覚えてるなんてびっくり!」
「やったね!あと〇〇とすればもっといいよ!」
という風に、肯定的にとらえて褒めましょう。
褒め方ワンポイントアドバイス
大切なのは、親の感情の出し方です。
子どもは親の表情をめちゃくちゃ見ています。
実はこれも本能の一部で、誰か(特に親や年上の兄姉)に面倒を見てもらえないと生きていけない子どもは、そういう育ててくれる人たちの感情をよくとらえるようになっているのです。
ですので、子どもが何かできた時や達成した時に、親が感情を見せて喜ぶと子どもは敏感に察知して、次へのモチベーションになるのです。
褒める時は、盛大に、大げさに、感情を前面に出して褒めましょう!
まとめ
お話しした2つのポイント、
- 本能を刺激する「もっと知りたい・やりたい⇒焦らす」作戦
- 間違っても褒めて、褒める時は盛大に褒める
というのは、家庭でしかできない方法なんです。
多人数を相手にする学校や、時間に制限のある習い事などでは、こういうやり方はしたくてもできません。
だからこそ、家庭でこの方法を実践する意味があるんです。
子どものモチベーションを効果的にアップさせる方法をぜひ、実践してみてください!
今後の予定|子どものモチベーションアップに効果的な英語学習のやり方
- いつでもどこでも英語にふれさせよう!
- 毎日することの大切さを子どもに説明しよう!
- 文法なんか気にしない!まずは単語とあいさつに徹底しよう!
- 暗記は根気!一緒に復習するとやる気もアップする!
おまけ|子どもと楽しく英語学習できていますか?
「子どもがなかなか英語に集中してくれない!」
「子どもがなかなか英語を好きになってくれない!」
「英語学習をうまく継続できない!」
「家庭でできる英語のいい勉強方法が見つからない!」
と、色々な悩みがあるかと思います。
ソラミレ!では、子どもを”本当に英語ができる人”にするために色々な記事を書いていますので、参考にしてみてください。