こんにちは、けしもちです。
ソラミレ!では、家庭学習や英語教育について力を入れて記事を書いています。
それは、家庭学習や英語教育が子供の将来を大きく大きく左右するから。
特に幼児~中学生のうちに家庭で受ける教育の影響は大きく、ここでしっかりと基礎を築いてあげれば、自ら考え、動き、解決できる力を持った人間になることができます。
”本当に英語ができる人”になることで、将来の選択肢、チャンス、安定感
さらには高収入の仕事につける機会が大きくなります。
詳しくはこちら!
そのためにも絶対に必要なのが家庭での英語教育です。
今回は、”家庭でも英語教育が必要な3つの理由”をお送りします。
子供を英語好きにできるのは家庭の英語教育
ソラミレ!では何度も言っているのですが、子供が“本当に英語ができる人”になるためには、英語を積極的に学ぶことができる、つまり英語が好きにならないといけません。
そして子供が英語好きになるかどうかは、家庭でどうやって、どれくらい英語教育に取り組むかにかかっているのです。
そう、親の責任は重大です。
「それは学校や塾や英会話教室の先生の責任じゃないの??」という疑問があるかもしれません。
もちろん彼ら彼女らにも公務員としての、金銭契約としての、道義としての責任があります。
ですが、残念ながら、彼らから英語を教わることはできても、子供を英語好きにしてもらうことに過大な期待をしてはいけません。
公務員としての学校の先生は、文科省が提言し政府が承認した新学習指導要領に従って授業を進めなければならず、そこから読み取れるのは、「これじゃ子供は英語好きにならない」ということです。
また、塾や英会話教室も、英語が好きになるような授業や仕掛け、システムを作ってくれていますが、“それだけで”子供が英語好きになることは滅多にありません。
さらに、塾や英会話教室で子供が英語好きにならなかったからと言って、クレームを入れても受け入れてもらえないですし、むしろそれはそっち(家庭)の問題でしょ、となってしまいます。
繰り返しになりますが、それは家庭で取り組んで解決するしかないのです。
子どもを英語好きにさせたい!けど、どうすれば?という方はこちらをどうぞ~
英語は毎日そして身近にないと身につかない
週に1~2回、小学校で英語の授業がある。
週に1~2回、英会話教室に通わせている。
とてもいいことだと思いますが、それで英語が身に付くかと聞かれると、
「それは英語を知ることにはなるが、英語を身に付けることはできない」
と言わざるを得ません。
これは子供の英語学習だけでなく、大人の英語学習にも言えることですが、”本当に英語が使える”ようになるためには、英語を日常に取り込む必要があります。
週に1~2回の学校や英語の習い事では、これは無理です。
かと言って、子どもに毎日英語の宿題をさせたり、単語を覚えさせたりして無理に勉強させるのは、絶対に避けましょう。
受験戦争に勝つためが目的であれば、”とにかく毎日必死で勉強する”でよいかもしれませんが、少なくともこのサイト「ソラミレ!」では、そのような英語教育を紹介しておりませんので悪しからず。
英語を日常に取り込んで、当たり前のように英語に触れていくこと。そういった仕組みづくりを家庭でする。
また、前述したように大前提として英語を好きになってもらうことも考慮すると、英語がある生活を当たり前にして、かつ英語を好きにさせるには、
子供の性格や能力、個性、学習スピード、好き嫌いなどを知り尽くした親が、
絶妙な量、質、タイミング、方法を使って、子供に英語教育していく必要があります。
ちょっと親にプレッシャーをかけすぎている気もしますが、大切なことは、英語を日常生活に取り入れて触れさせること。
週一回の英会話教室や学校の授業はその確認の場とするとよいですね。
ソラミレ!では、今後の記事で英語を日常生活に取り入れるコツを紹介しています。
こうご期待!
小学校3年生までが重要&ヤマ場
1:記憶力が最も良い&時間に余裕がある時期
特に幼児の記憶力は無限大なので、幼稚園から始めると、毎日の英語教育で得られる効果も大きいです。
1週間に3個の英単語を覚えたとして、1月で12個、1年で144個、3年保育だと幼稚園の間で400個以上が身につきます。
それはちょっとしんどい・・・なら、ゴールは小学校3年生が始まる年にしてみてください。すると、幼稚園の年少からは6年間あります。
1週間に1個の英単語を覚えます。1年で48個、6年で300個弱を覚えることができます。
新学習指導要領によると、2020年からの小学校で始まる外国語活動と外国語科では600語の習得を目指しています。
幼児から3年生までの6年間を、コツコツと、でものんびりリラックスして構えずに(1週間に1個の英単語ですからね)続けることで、3年生から始まる外国語活動で、何にも代えられないアドバンテージを手にすることができるのです。
しかも、幼稚園児は繰り返し学習をしてあげると、記憶の定着率が大人のよりもはるかに良いので、そのまま忘れることなく、中学⇒高校⇒大学の受験でも恩恵を受けられます。
生々しい話をすると、私立の幼稚園では当たり前のように英語教育が取り入れられています。また公立幼稚園も地域によっては少し取り入れているところもあるかもしれません。
そうなると幼稚園の時点から差がついてしまい、3年生の時点でどこまで差をつけていられるか・・・だれでも等しく授業が始まる小学3年生の時点でどれだけ英語に慣れているかでその後の英語人生が変わる可能性が大きい、というのも大げさではありません。
2:幼稚園で英語を始めるところが増えている
幼稚園でも年中~年長くらいから英語を始めるところが増えています。
上手な先生であれば子どもは楽しんで、英語が好きになるでしょうが、そうでなかった場合が大変です。子供の側で苦手意識を作られてしまう前に、家庭では年少~年中から英語教育(ほんの少しだけでも)スタートさせましょう。
大好きなママやパパ、兄弟姉妹が楽しく英語を教えてくれることが重要です。
絶対に叱ってはいけません。英語を好きだ、楽しいと刷り込むことだけに徹底しましょう。
幼稚園で英語を習ってきたらとにかくほめてください。そして、おうちでは、幼稚園でならってきたことをしてもらい、こっそり復習させましょう。
英語の歌を習ってきたら歌わましょう。スマートスピーカーやサブスクリプションのミュージックサービスを利用するのも効果的です。
3:小学校1~2年生から始める場合の注意点
幼稚園ではできない、またはできなかったけれど、小学生になったので始めたい!と思っている家庭は少し注意してください。
小学1~2年生から家庭で英語教育をする場合は、その量やタイミングなど微調整が必要になります。
ただでさえ、学校という新しい経験が子供のストレスになっているところに無理やり英語教育を始めてしまうと、英語嫌いになる恐れがあります。子供の様子を見て、学校に慣れている楽しんでいると感じたら、無理のない程度に朝と晩の時間などを利用して、ゆっくりと始めましょう。
じつは、それでも子供の記憶力があれば毎日どんどん覚えてしまいます。親も嬉しくなって、そして子供も覚えると楽しくなるので、突っ走っていく傾向がありますが、はじめはぐっと我慢してコツコツと、少しずつ教えていきましょう。
繰り返しますが、まだこの時点でも絶対に叱ってはいけません。楽しさ>学びでOK!
うちの子は学校に慣れまくっていて、ストレスなんかないよ!と自信を持って言える場合は、遠慮せずにどんどん詰め込んでもOKです。むしろ、「これは子供には難しいのでは?」とか「日常では使わないから不要だろう」と大人が思うかもしれない単語や表現も、区別せずに優劣なく教えても問題ありません。
子供にとっては、真っ白なところに入っていく内容なので、大人がわざわざ選別しなくてもよいのです。
また、3年生が見えてくる時期にきたら、子どもの進捗状況によっては、英検などを利用して教える単語にも配慮を始めると効果的です。
けしもち家でも使用している英検5級の単語本は、「学校で習う英単語」と「英検で必要なちょっとレベルの高い英単語」が区別して収録されていて、とても使いやすいのでおすすめです。
4:小学校3年生時点で目指したい姿
一言で言ってしまうと、「英語に慣れている状態」です。
新学習指導要領によると、中学年の外国語活動は、英語に慣れしたしむことを目的としています。それは、高学年で外国語科になり(成績も付けられます!)、「読み」「書き」が始まる前の下準備であるからです。
しかし、前述したように英語への取り組む姿勢は家庭によってバラツキがあり、幼稚園や低学年で英語教育をしている家庭や英語学習を始めている子供は、相当自信と知識を持って初めての外国語活動をスタートさせます。
全く真っ白な子はそこで大きく水をあけられ、出鼻をくじかれます。
残念ながら、先生もそのように基礎知識に差がある子供たちをうまく指導することができないことが予想されるので、英語に対して興味を失う子が出てくるでしょう。
そうさせないためにも、3年生のスタート時点は「英語についてある程度知識のある状態」で、「英語に対して好意的な感情がある状態」にしておくことが大切です。
子供は自分が知っていることややったことがあることに関しては、とても自信を持っていますし関心も高いです。
その状態で3年生の外国語活動の授業をスタートできるように、少しずつでもよいので、家庭で英語の基礎知識を備えさせましょう。
高学年になり英語の成績がつけられるようになるまで、もしくは(けしもちはこちらが良いと思いますが)中学生になって本格的に英語科が始まるまでは、できなくても叱らないでください。英語を好きにまたは嫌いにさせないことが最も重要なことです。
まとめ
2020年から、小学校で外国語活動と外国語科が本格始動します。
スタートの学年になるのが3年生です。
それまでの間にできることは何なのか、がわかったと思います。
- 子供を小学3年までに英語好きにさせるのは家庭の英語教育!
- 日常生活に英語を取り組むことが、英語好きへのファーストステップ
- 少しずつでも幼稚園から始めると3年生までには大きなアドバンテージ
さらに具体的にどういう教材があり、学習方法があるのかなどを今後の記事でどんどんお伝えしていきたいと思うので、今後もソラミレ!にご期待くださいね♪