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BBCで英語を学ぼう! Exacerbate, Fragment, Prevalent

BBCで英語を学ぼう! Exacerbate, Fragment, Prevalent
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こんにちは、けしもちです。

このシリーズでは、英国メディアBBCの記事を使って、生きた英語を学んでいきます。

毎回、難易度別に3つの単語や表現をピックアップして、記事中ではどのように使われているのか?や、その他にどんな使い方があるのか?等をご紹介します。

今回使うのはこちらの記事です。

River Thames ‘severely polluted with plastic’

River Thames 'severely polluted with plastic'

 

exacerbate

動 詞:悪化させる、激化させる、めちゃめちゃ怒らせる

発 音:ɪgzˈæsɚbèɪt

難易度:

ポイント

悪化させるでよく使うのが”worsen”で、もう少し重々しくしたいときや深刻さを伝えたいときには”aggravate”や”exasperate”も使うことがあります。

ただ、日常生活で最もよく使うのは”make worse”じゃないでしょうか。

あと、少し意味は変わりますが”screw up”で失敗するとかしくじるという意味なので、何かがダメになってしまって事態が悪化した時に”screw up”も使いますね。

そんな中で、”Exacerbate”は深刻さや重大さも伝えられるし、使用頻度も”make worse”と”worsen”についで多いです。

SNSやメディア記事などの文章でもよく目にしますし、ネットニュースやラジオ、政治家のコメントなどでもよく聞きます。

 

The word in the article

記事ではこのように使われていました。

“The increased use of single-use plastic items, and the inappropriate disposal of such items, including masks and gloves, along with plastic-containing cleaning products, during the current Covid-19 pandemic, may well exacerbate this problem.”

“現在のコロナのパンデミックでは、使い捨てのプラスチック製品の使用が増加し、マスクや手袋、プラスチックを含む洗浄剤などの不適切な廃棄が行われており、この問題を悪化させている可能性がある”

ワンポイントアドバイス

  • 「使い捨て」は”single-use”の他にも”disposal”も使えます
  • Covid-19は「コビッド」と呼びます

 

Example

WASHINGTON, DC – The White House stressed that the crisis in Libya was exacerbated by the entry of foreign forces and weapons into the country.

引用:The Libyan Address

ワシントンD.C. – ホワイトハウスは、リビアの危機は、外国の軍隊と武器がこの国へ流入したことによって悪化したと強調した。

 

The word in the Tweets

小売業、医療保健業、運送業、その他の顧客と直接対面するサービスに従事するアメリカ人が厳しく先行き不透明な未来に直面している一方で、高学歴で高収入の人はキャリアアップを続けることが可能となっており、リモートワークは経済的な不平等をさらに悪化させる可能性があります。

 

fragment

名 詞:破片、かけら

動 詞:ばらばらになる

発 音:frˈægmənt

難易度:

ポイント

日本語でも「フラグメント」として使われているのを見かけたこともあります。破片やかけら、何かの断片などを指す名詞としての用法を覚えている方は結構多いでしょう。

実は、動詞としても使えます。”fragment into”で「にばらばらになる」となり、

fragment into small pieces =小さなかけらにばらばらになる

というように表現できます。

 

また、コンピューター用語で「デフラグ」を聞いたことはないでしょうか?

最近のパソコンではあまりしませんが、以前はPCのメンテナンスのために定期的に「デフラグ」という作業をしていました。

“defragmentation”のことで、断片的になってしまったPCのディスク領域をつなぎ合わせて最適化する、というものです。

99パーセント、PC用語としてしか使いませんが、ご参考までに。

 

The word in the article

記事ではこのように使われていました。

Fibres from washing machine outflows and potentially from sewage outfalls, plus fragments from the breakup of larger plastics, such as packaging items and bottles, which are washed into the river.

洗濯機の排水から出た繊維と、下水の流出口から来た可能性がある繊維、さらに包装材やボトルなどの大きなプラスチックが分解されて川に流された際に出る破片

ワンポイントアドバイス

  •  ”outflow”は「流出物」なら可算名詞、「流出」なら不可算名詞
  • ”sewage”の発音はsúːɪdʒ(スウェィジ)
  • ”be washed into”で「~に流された」

 

The word in the Tweets

学期の真っ只中、週末に時間を見つけて研究したり書いたりすることに戻っていますが、すべての小さな断片が進んでいます。

“in the thick of~”=「~の真っ最中」

例:When You’re in the Thick of Motherhood, Sometimes it’s Hard To See the Beauty.

「母親真っ最中には、見た目なんて構ってられない時がある」

 

 

prevalent

形容詞:流行っている、広がっている、

発 音:prév(ə)lənt

難易度:

ポイント

単語に割り当てられた日本語で訳すとわかりにくくなってしまう英語特有の言葉ですね。辞書で調べると「流行っている、広がっている、広く行われている」となっていますが、これはイメージとしてとらえておきましょう。

実際の訳はもっと柔軟に対応できるとよいとおもいます。

例えば、「普通に、一般的に、多く、普及」などなど。

英語にはこういう”英語=日本語”とつながらないものがたくさんあります。そういう場合には、辞書的な意味をきっちりと覚えるよりも、その単語が本来持っているイメージを大切にしましょう。

 

The word in the article

記事ではこのように使われていました。

Tangles of plastic were particularly prevalent in the invasive Chinese mitten crab and we still don’t fully understand the reason for this.

プラスチックのもつれは、外来種のチュウゴクモクズガニに特に多く見られ、その理由はまだ十分にわかっていません。

ワンポイントアドバイス

  • ”Tangle”は「もつれ」から広がって「混乱、紛争、口論」などの意味もあり
  • ”invasive”事態に「外来種」の意味はないけど、文脈的にそう訳しました
  • ”understand”をいつも「理解する」ではなくて、「わかっている、判明している、知られている」という訳にすると日本語的に自然です

 

Example

Gender discrimination prevalent in science too.

引用:The Hindu

理系でも男女差別が蔓延している。

※記事の見出しなので”Gender discrimination”のあとのisが省略されています。

 

The word in the Tweets

フェイスブックの記者への重要注意事項

「通知ポリシーアカウントページ認定チーム」を名乗るフィッシング詐欺が流行しており、特にジャーナリストのページが狙われています。

リンクをクリックしないでください。これは非常に広がっています。

 

ABOUT ME
けしもち
ソラミレ!運営者のけしもちです。 2021年に転職してバングラデシュ→インドネシアに住んでいます。2児のパパ。2002年頃は北米でバックパッカーしてました。 ブログでは英語学習、子供の英語教育、ガジェットレビュー、海外生活情報などについて書いてます。 英検1級、TOEIC925、仏語はA2レベル。現在はインドネシア語習得に向けて奮闘。趣味でポルトガル語とベンガル語。ウクレレ弾いたり、YouTube投稿したりしてマス。 『なんやおもろそうやな』と興味を持ってくれた人は、”プロフィール”のページをご覧ください。かしこ。