こんにちは、けしもちです。
このシリーズでは、英国メディアBBCの記事を使って、生きた英語を学んでいきます。
毎回、難易度別に3つの単語や表現をピックアップして、記事中ではどのように使われているのか?や、その他にどんな使い方があるのか?等をご紹介します。
今回使うのはこちらの記事です。
Are you missing out on vital minerals?
anaemic
形容詞:貧血の、貧血症の
発 音:əníːmɪk
難易度:
ポイント
医療関係者でしたら「アネミ」という日本語読みでもお馴染みの単語です。
綴りは”anemic”とも書きます。
貧血という意味以外にも「無気力、やる気がない、元気がない」という意味もあり、スポーツなどでは「やる気がない選手、無気力プレー」などでよく聞かれます。
同じように「貧弱、力のない」という意味で経済の話題などでも使われたりします。
記事の中では、鉄分不足からくる貧血ということで、わかりやすい使い方になっていますね。
The word in the article
記事ではこのように使われていました。
Over 30 percent of the world’s population are anaemic, many due to iron deficiency, according to The World Health Organisation – who describe it as “the most common and widespread nutritional disorder in the world”.
世界保健機関(WHO)によると、世界の人口の30%以上は鉄欠乏が原因の貧血症であり、彼らはそれを “世界で最も一般的かつ広がってしまっている栄養障害 “と表現しています。
ワンポイントアドバイス
- “deficiency”は「不足している、欠乏している」という意味です。
- “nutritional”は「栄養の、栄養成分の」という意味です。
- “disorder”は「症候群、障害、病気、不調、疾患」という意味でよく使われます。
- 以上は”anemic”と同様に医療、保健、人道分野などでよく使われる単語なので英検、国連英検等の受験予定者や医療保健国際機関分野を志望している人はまとめて覚えましょう。
The word in the Tweets
Mr @PiyushGoyal are you ignorant or deliberately misleading? Trade surplus is bad news, shows mess in domestic eco. June exports have shrunk 12.41%, we imported less ‘coz consumption & investment have both crashed. This shows industrial activity is anemic. Appalling @BJP4India https://t.co/5gdYosnExm
— Supriya Shrinate (@SupriyaShrinate) July 16, 2020
PiyushGoyalさん、あなたは何もわかっていないか、それとも意図的に誤解を招くようなことをしているんですか?貿易黒字は悪いニュースであり、国内経済の混乱を示しているんですよ。6月度の貿易輸出は12.41%縮小しており、消費と投資で相殺されているために輸入は減少しています。これは産業活動が貧弱であることを示しているのであり、驚くべきことです。
intake
名 詞:取り入れ口、摂取量、吸込み口、入学者、採用者
発 音:ˈɪˌntek
難易度:
ポイント
イメージ的には”外から中らに入って来る/来たモノ”という感じです。
一番見聞きするのは栄養を取り入れるという意味の「摂取(量)」としての使われ方です。
職員の採用や学生の入学についても使われることがありますが、基本的なイメージである”外から中らに入って来る/来たモノ”がわかっていれば大丈夫ですね。
動詞になった”intake”というのも見かける時があります。これは言葉の常で、人々は辞書外の意味でも勝手に作り出して活用します。
“intake”もその一つです。
察するに「取り入れる、受け入れる、摂取する」的な意味で使われていると思われます。後ほど「The word in the Tweets」でご紹介します。
The word in the article
記事ではこのように使われていました。
More than a fifth of 11-18 year old females and 11 percent of 11-18 year old males eat below the recommended intake of calcium.
11~18歳の女性の5分の1以上、11~18歳の男性の11%以上がカルシウムの推奨摂取量を下回っています。
The word in the Tweets
i hate being yelled at or spoken to harshly. even if you’re trying to correct me, i really would intake what you’re saying better if you’re just calm.
— gabi (@blazedgabi) July 23, 2020
怒鳴られるのは嫌いだし、酷い言い方をされるのも嫌い。私のことを訂正しようと思うんだったら、冷静に言ってくれれば、あなたが言ってることも受け止めたいなと思うんだけど。
6 years ago, Madame Kagame asked me “What are you doing for our sons?”
I am so proud that we are extending access of our transformational education to young men. We welcome the first co-ed intake at Davis College next month!
1/ pic.twitter.com/HVmpK3kCJX— Elizabeth Dearborn Hughes (@EDearbornH) July 22, 2020
6年前、Kagame夫人は私に “私達の息子達の為に何をしているんですか?”と尋ねました。
私たちが今、若い男性に対しても、私たちの変革的な教育を提供できることをとても誇りに思います。来月、Davisカレッジに初めての共学の入学者を迎えます。
GP/General Practitioner
名 詞:総合診療医、医者、開業医、かかりつけ医
難易度:
ポイント
GPは”General Practitioner”の略で、日常生活ではGPの方が良く使われますので覚えておきましょう。
GPを「かかりつけ医」という風に使う場合は”my”や”your”など所有格と一緒に使うとよいでしょう。
他にも、かかりつけ医や今見てもらっている医者(主治医)は、”Primary care doctor””Primary doctor””family doctor””Attending Doctor”などとも言います。
また、”Medical Practitioner”や”(Medical)Physician”と言うこともありますので一緒に覚えましょう。
The word in the article
記事ではこのように使われていました。
If you want to take supplements, it is “best to speak to your GP or a health professional first, who can tell you if you need one”, says Rabess.
サプリメントを摂取したい場合は、「必要かどうかを教えてくれるかかりつけのお医者さんや保健の専門家にまず相談するのが一番」とRabessさんは言います。
ワンポイントアドバイス
- ”Health professional”は日本語では表現しずらいので「保健の専門家」としていますが、「ヘルス」や「健康」でももちろんOKです。
- 日本語の「相談する」は何かと”consult”と結びつられますが、ちょっと話して意見を聞いてみるくらいなら、記事ある通り”speak to”でも、カジュアルに”talk”でも良いでしょう。
The word in the Tweets
Our public hospitals are already overwhelmed & our specialist general practitioner (GPs) colleagues in Australia are well qualified ….
Let our GPs continue to provide high quality care @GregHuntMP #SaveHeartsSaveECGs ❤️ https://t.co/Hhk6ns5izn
— Dr Kirsten Connan (@TassieObGyn) July 21, 2020
公立病院はすでに(開業医に)圧倒されていますし、オーストラリアの専門的な開業医(GP)は、十分な資格を持っています。
開業医に質の高い治療を提供し続けてもらいましょう。