こんにちは、けしもちです。
けしもち家の長女(小学3年生)と次女(年長)は育ち盛り、遊び盛りなお年頃です。
以前の職場では学校に講演などにいく機会があり、小学生から高校生までの色々な学生と出会える機会もよくありました。
そこでいつも思っていたのが、
”自分が子供の頃と比べると今の子たちはめちゃくちゃ真面目だなぁ”
ということ。
まあ、”真面目”と言っても子供は子供ですから、”自分で学習をする!始める!”というのは結構ハードルが高いです。
しかし、親がいつもいつも「勉強しいや〜」「○○終わった〜??」とか言うのもストレスになります。
そこで大切になるのが、
”子供が自分で勉強を始める仕組み作り”
です。
けしもちとしては、子供の教育を塾や学校、家庭教師に任せっきりというのは選択肢になくて、特に小中学生の間は、できる限り親が教育に携わりたいと考えています。
そんな私が日夜考えていることが、
- どうすれば子供が自分で毎日の勉強をこなせるようになるのか?
- どうすれば子供が少しでも楽しく学べるようになるのか?
- どうすれば子供が自分にもできる!と思えるようになのか?
というものです。
当サイト、ソラミレ!では子供の家庭学習・教育について色々と情報を提供しています。
今回は、子供が自分で学習する仕組み作りについて、のお話しです。
けしもち家のルーチン学習とは?
けしもち家では、幼児教育の一環としてカード学習を取り入れてきました。
結果として、長女にも次女にも効果あり!ということで、幼児期から児童期になった現在も続けています。
ということで、けしもち家の子供たちのルーチン学習は基本的にカード学習が中心です。
- 国旗カード
- 英単語カード
- 英語の文カード
- 英単語学習アプリ
塵も積もれば山となる!
これは本当に感じることですが、子供の記憶力は想像を超えるキャパシティ(容量)と柔軟性があります。
大げさな話をすると、
子供の時期にできるだけたくさんのことを記憶して、習得した者(個体)が生き延びていくチャンスを向上させていける・・・
というのが人間が洞窟で暮らしていた時からの種としての戦略です。
つまり、人間の幼児〜児童は、本能的に多種多様で大量の情報を記憶したり習得することができるように進化してきているはずです。
そして、先ほども言った通り、実際子供の記憶力はとんでもないですw
ということで、あとは”覚えること(という作業)を続けられるかどうか??”の問題です。
続けることさえできれば、あとはご存知の塵も積もれば山となるです。
例えば・・・
英語は5年生から教科として学びますが、5年生から英単語を1日1個覚えると中学生までに730個(超真面目にしたらw)を習得できます。
が、1年生から始めたら2190個です。
新学習指導要領によると、中学校の修了までに目標とされる習得語彙数は2200〜2500個ですから、小学生のうちにほとんど終わりますw
慣れてしまえば時間はかからない!
カード学習の良いところは、子供がやり方を覚えて慣れてしまえば時間をかけずに学習できるということです。
例えば、
- 長女の英語カードのチェックは3分ほど
- 次女の国旗カードは1〜2分
カード以外でも、
- 長女の英語学習アプリは3分ほど
- 次女の英語のなまえずかん学習は5分ほど
ということで、
親の負担は少なく、効果は・・・
絶大です!!
達成感とやるぞ!の見える化
長々とお話ししましたが、じゃあどうやって子供が自分から勉強するように仕向けるのか?
大切なのは、
子供が自分から「よし!やろう!!」と思えること、
そしてやった後に、
子供に達成感を感じてもらうこと、です。
もちろん言葉で伝えること、声かけは重要ですが、毎日毎日朝から晩まで声をかけ続けるのって大変ですよね。
そこで、このやる気と達成感を見える化してはどうかと考えました。
で、作ったのがコレ
材料と使い方はこちら
全て100均でそろえることができます。
- マグネットのコマ(4色8個入り)
- マグネットシート
- マグネットシート(磁力強め)
- 本立て
- ホワイトボードマーカー ※
最初はホワイトボードマーカーを使っていましたが、ラベリングした方がモチベーションもあがるかも?ということで現在はラベルシールを使っています
作り方
ん〜、見たまんまなので書くことないのですがw
- ルーティン学習にしたいことを決めます
- マグネットシート(磁力強め)をちょうど良い大きさにカットします
- ルーティン学習のタイトルをカットしたマグネットシート(磁力強め)に書き込みます
- 本立ての大きさにマグネットシートをカットしてくっつけます
以上ですw
使い方
朝、子供が起きてくる前に、マグネットシートにその日にするルーティン学習のタイトルが記載されたマグネットシート(磁力強め)とマグネットのコマをくっつけておきます。
子供がルーティン学習を実施したら、その日にしたルーティン学習タイトルが書かれたマグネットシートの横にマグネットのコマを移動します。
1日が終わって子供たちが寝た頃、実施したルーティン学習についてノートに記録しておきます。
記録したらマグネットを元の位置に戻しておきます。
で、実際の効果はどうなのか?
効果その1 その日自分で何をするのか気づけるようになった
朝、ルーティン学習ボードを見る習慣がつくと、子供の方がその日にする学習を意識するようになりました。
毎日学校や幼稚園があるので、自主学習の時間は登校・登園前と帰宅後、就寝前くらいです。
子供自身がそのうちのどの時間でやればいいのか?を考えて気づけるようになってきたので、親から子供への「○○したの?」的な声かけが減りました!
効果その2 「今日は○○したよ〜!」と自分から報告してくれるようになった
仕事から帰ってくると、子供たちのほうからどんな学習をしたのか話してくれるようになりました。
学習にあわせてマグネットのコマを動かすのも楽しくて、自分ができたことが目に見えるのも手伝って積極的にしてくれましたね。
子供たちの満足感・達成感がアップ!!
効果その3 その日して欲しいルーティン学習をコントロールできるようになった
これは最初から狙っていたのではないのですが、何種類かのルーティン学習(のコマ)を準備したことによって、その日(または次の日)に取り組んでほしい学習のコントロールもできるようになりました。
「明日は習い事もあるし少し時間がないので2種類だけにしよう」
とか、
「今日はやる気ありそう・・・ちょっと多めに5種類やってみる?」
などようにスケジュールや子供の気分、状態によってバランスを取ってあげられるのが良い点です。
まとめ
100均で集められるアイテムだけで、こんなに簡単に子供のやる気を引き出せて、満足度や達成感を感じさせてあげられるなんて、本当に嬉しい誤算です
今日から始められる簡単な方法なのでみなさんも試してみて下さいね!