こんにちは、けしもちです。
2020年11月に第256回TOEIC®L&R Testを受けることにしました。
TOEICは4回目の受験となり前回から約6年が経ちますが、キャリアアップのためにも今回の目標スコアは900点にしています。
ただし・・・
準備期間は1ヶ月しかありませんので、最短コース&最小努力で挑みます!
前回の記事では、今回のTOEIC受験に向けて使用するテキスト・教材関係についてレポートしました。
今回は、その第2弾ということで、
TOEIC受験までの1ヶ月間をどのような学習環境で臨んでいるのか!?についてレポートしたいと思います。
- 仕事が忙しくてなかなか勉強時間を確保できない人
- 子供たちとの時間も大切にしたい人
- 効率的に勉強したい人
にとっては役立つ情報があるかもしれません。
勉強時間について
午前4時から6時30分 (2時間30分)
社会人には日中勉強する時間はありませんので、帰宅後(途中)または出勤前(途中)の中で時間を作り出す必要があります。
私の場合は帰宅後に、
- 家族との夕食
- 子供たちとのバスタイム
- 子供たちの勉強タイム
- 子供たちの1日のお話/出来事を聞く
などのどれも省くことはできない予定が詰まっており、自分の時間を作ることは不可能です。
※かつてバスタイムと子供たちのフィードバックタイムを省いて勉強時間を作ろうとしたこともありますが、子供も自分も奥さんも全員フラストレーションが溜まってしまい、全くうまくいきませんでした。
そこで以前から実践していた朝活時間を利用することにしました。
私の朝活時間は4時から6時30分の2時間30分です。
TOEIC受験のための集中学習月間以前は、この時間に他の言語(フランス・ポルトガル語)や仕事に関する勉強、ブログ執筆などを割り当てていました。
現在(2020年11月3日時点)は、12月のTOEICテストまでTOEIC対策に絞って朝活時間を使っています。
いずれにしても、日中も夕方以降も忙しい私にはもはや朝の時間しか残されていません。
朝活メリットその1「終了時間が決まっている」
当たり前ですが、毎日決まった時間に出勤しなければならないわけで・・・つまり、朝の時間は終了時刻が厳格に!決まっています。
1分無駄にすれば1日の勉強時間は1分純粋に減ります。
仕事の後には余裕のある時間はゼロなので、もう取り戻せません。
この「もう取り戻せない時間」という感覚が集中力UPに役立ちます。
つまり、朝活の2時間30分は夕方以降の2時間30分よりも格段に集中できるんです。
実際、ダラダラと中途半端な集中力で勉強することはなくなりましたし、そんなことはできません。
私にとって、この朝活時間2時間30分の活用は、今回のTOEIC受験のメイン対策です。
朝活メリットその2 「1日の中で唯一集中できる環境/時間」
子供たちとの時間は大切にしたいので、彼らが起きている時間は全力で彼らと向き合いたいという気持ちがあります。
そんな中でTOEICの勉強をするのは非常に酷です。
しかし、朝活の4時〜6時30分は誰にも邪魔されない、誰に気兼ねもいらない自由な時間です。
リスニングをしても、スピーキングの練習をしても邪魔することも邪魔されることもありません。
後述する通勤時間の活用も大切ですが、本当に集中できる時間はこの時間しかありません。
例えばTOEICの模試に取り組む時間もこの時間です。
ちょうど2時間で模試を終わらせて答え合わせをすると2時間30分くらいになりますからね。
朝活メリットその3 「集中力の限界2時間30分を最大活用できる」
集中力を持続させることができる時間は人によって異なると思います。
私の場合はどんなに頑張っても、最長でこの2時間30分です。
それでも最後の10分くらいはお尻がムズムズしますw
朝活メリットその1の「終了時間が決まって」ということで、無駄な時間を過ごせないので、朝の2時間30分は最大限の集中力を発揮する良い機会となっています。
以前の私は集中力持続時間がもっと短かったのですが、この朝活のおかげ(今回のTOEIC対策以前から朝活は続けています)で、現在は集中力の持続が伸びました。
思わぬ副次効果です。
通勤電車30分(往復1時間)
通勤には全部で50分ほどかかりますが、そのうち電車に乗っている時間は30分です。
ありがたいことに席には必ず座れるので、iPadを利用して勉強することができます。
この通勤時間では、
- 模試で間違えたところや勘で解いた問題の解説を読む
- リスニングパートの聞き流し
に取り組んでいます。
通勤電車の中ではなかなか問題に取り組むことが難しいので、主に上記のような勉強方法に頼っています。
以前、英検1級を受験したときには通勤時間は徹底的に単熟語の暗記時間に当てていました。
アプリを利用すれば30分の通勤時間で余裕で200以上の単語を学習することができますよ。
お昼休み(30分)
弁当は15分で食べてしまい、残りの時間はTOEIC対策で使っているテキストの問題に取り組みました。
解説を読みながらですが、30分あればPart6、7の問題なら10問くらいは解けます。
1問3分×10問ですね。
解説の部分を読みきれなかった場合は、帰りの電車で読みます。
1日の学習時間合計
- 朝活2時間30分
- 通勤時間(往復)1時間
- お昼休み30分
ということで、1日の学習合計時間は4時間です。
これ以上は正直無理です〜・・・
休日は?
実は休日もほとんど変わりません。
朝活の時間が1時間ほど伸びるくらいで、日中は子供達と過ごすので自分の時間をとるのは難しいです。
勉強場所について
自宅(しかないw)
集中できる環境を作り出す
朝活がメインの勉強タイムなので、朝4時〜6時30分に集中して勉強できる場所は自宅しかありません。
ちょっとした工夫としては、自分の作業/勉強机はリビングルームに置く、というところでしょう。
私はもともと集中力がなく、ダラダラしがちなので自室に籠もって勉強していると、すぐに休憩したり違うことを始めてしまいます。
そこで人の目につくリビングルームを勉強場所にすることで、自分にプレッシャーをかけるのですw
うちの奥さんは5時30分ごろに起きてリビング・キッチンで家事や作業をします。
もし私が朝早くからリビングルームで勉強せずにYouTubeでも見ていようものなら・・・ちょっと恥ずかしいですよね。
ということで、朝早くからリビングルームで一生懸命勉強している姿を見せなければいけません!
勉強するのにいちいち高いコーヒー代払ってられないw
カフェで勉強するのもありかもしれないですけど・・・毎回コーヒー代払って勉強するわけにもいかず。
ていうかそんなお金があれば参考書やテキスト、便利なアプリなんかにまわしたいです。
あ、コーヒーが嫌いとかそんなんじゃないです。
むしろコーヒー好きで豆を挽いて淹れてますw
外で勉強場所を確保する時間を節約
英語学習歴が長くなれば長くなるほど勉強場所を求めて彷徨いますw
多分誰でも経験があるでしょうね。
しかし、結局家で適切な環境を築く方がよっぽど効率的で効果的に勉強に取り組めます。
いろいろなしがらみがあって家では勉強し難いという人もいるかと思います。
ですが、そのための朝活です。
朝は誰にも邪魔されません!
たとえ家でもwww
電車(通勤)
勉強場所の鉄板といえば通勤通学の電車ですね。
私はこのために座って通勤できる駅が最寄駅になる家を購入しました。
「おいおい、マジか・・・」という方。
話はそれますが、どうせ人間は一生勉強し続けないといけませんからね。
通勤電車を勉強場所にすると決めてしまえばとても効率的です。
しかしその場合は”座れる”ということが重要になります。
最寄駅選びは子供の校区選びと同じくらい超重要事項ですので、これからお家を購入する方や引っ越しされる方は気に留めておいてくださいね。
雑音の中で勉強/集中できる力をつける
通勤電車は簡単に勉強に集中できる場所ではないですが、あえて雑音を全てシャットアウトせずに勉強することでちょっとやそっとのことでは邪魔されなくなります。
ノイズキャンセリングのついたイヤホンやヘッドホンがあれば集中できるかもしれませんが、それは家で十分。
外では雑音に対する耐性をつけるために通勤電車での学習に励んでいます。
これはアクティブノイズキャンセリングを持っていない負け惜しみなのか!?と言われると・・・
それは否めません(えーーーーー!?!?)
いつか最高級のアクティブノイズキャンセリング機能がついたイヤホンを購入してドヤ顔でレビュー記事を書いて、
「やっぱ通勤電車で勉強するならノイキャンでしょ?」
と言おうと思います。
職場の食堂を使うメリット
私は自席で食事や休憩は絶対にとりません。
必ず席を離れて、そして同じ部署の同僚からも離れて、一人になれる時間を確保します。
それはもちろんストレスマネジメントのためでもありますが、現在の主な目的は学習時間の確保です。
貴重な日中の自由時間にぺちゃくちゃ同僚と喋って無為に過ごすことは、ただでさえ時間がない私には許されません。
ここは通勤電車と同じで、周りには雑音がありますが、そこをグッと集中することでいろんな意味で強くなれますw
勉強アイテムについて
本番と同じものをつかう
TOEIC対策として絶対に外せないのが、
自分で模試を実施する時は必ず本番と同じ環境にする、
ということです。
特にテスト当日に使用するようなアイテムは普段から使い慣れている方が良いです。
私がTOEICや英検の試験で使うアイテムはこれ。
- 2Bの鉛筆 2本
- 消しゴム(角が残っているもの)
- 腕時計 (普段しているアナログ&デジタル表示のもの)
- マスク
鉛筆
鉛筆は濃い方がマークシートを塗りつぶすのに適しています。
英検の時は作文があったので消しやすいBも持参しましたが、TOEICはマークシートだけなので2BでOKですね。
消しゴム
消しゴムは角がないといざという時にマークシートをピンポイントで消し難いので、かならず角が残っているものを使用します。
腕時計
腕時計は針があるアナログじゃないと話にならないですが、同時にデジタル表示も見られるものを選んでつけています。
念には念を。
マスク
そして、マスク。
これ超重要です。
私はコロナ前から試験ではマスクをつけます。
マスクは集中力を高めてくれる効果が(わたしにとっては)あるので、いろいろ試してベストなマスクを準備しています。
適当なマスクをつけて行ったら鼻が痒くなったり、耳が痛くなったりして全然集中できないのでドツボにはまります。
ベストマスクを準備しましょう!
iPadとApple Pencil
家でも外でも学習に使用しているのがiPad ProとApple Pencilのセットです。
今回のTOEIC対策では実際の本は1冊しか使用していません。
他は全てKindle for iPadもしくは電子図書館の書籍を利用しています。
無料ですからね〜
で、それらは全てiPad Proで読みます。
また、実物の本にある解説をメモするのも全てiPad Proです。
メモはOneNoteもしくはGoodnotesというアプリで取っています。
これらのアプリケーションの詳細やレビューなどはまた違う記事で紹介しますね。
Bluetoothイヤホン
外でもリスニングの勉強をしたり、徒歩の時にはPodcastを聴いたりとイヤホンは欠かせない存在です。
特に現在使用しているJabra Elite Active 65tは2台同時接続が可能なのでiPhoneからiPad Proに切り替える必要がなくて超便利です。
詳細はこちらの記事【レビュー】Jabra 完全ワイヤレスイヤホン Elite Active 65t チタンブラックに書いています。
また、Jabraのアプリを使うと雑音を打ち消すためのサウンドを発生させることができます。
これはノイズキャンセリングとは違って、普通にサウンドを流すだけなので雑音が消えたりすることはないのですが、これがむしろいい感じです。
家で使用する時は、わざと雑踏の中にいるようなノイズを選択して、集中力の強化にも利用しています。
以上が今回の記事「TOEIC対策【実録】準備期間1か月でスコア900を目指す ~学習環境編~」になります。
次回は、
TOEIC対策【実録】準備期間1か月でスコア900を目指す ~学習記録~
で、実際どんな勉強をしたのか?しているのか??ということをお伝えしようと思います。
さあ、2020年11月のTOEICテストまで実際はあともう2週間しかありません。
本当にこれらの準備、環境、そして勉強方法で1ヶ月で900点が取れるのでしょうか?
それは私にも(まだ)わかりませんw