こんにちは、けしもちです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国民への一律10万円給付ですが、早い自治体ではすでに申請書類の送付が始まったようです。
参考:全国最速か 5月1日にも10万円給付スタート 熊本県産山村 西日本新聞
報道によると、最速の給付で5月1日からとなるとのこと。
ソラミレ!では、申請の仕方を簡単に解説しています。
給付されてから気になるのが、その使い道。給付された10万円をそのまま使いきってしまってはあまりにシンプルです。
私たちが本当に考えなくてはならないのは、アフターコロナの影響で、自分たちの生活がどのように変わるのか?であり、それに対してどういう対策や対応が取れるのか?です。
ソラミレ!では、給付金10万円の数ある使い道のひとつの候補として、株式投資と投資信託を紹介しています。
今回は、その投資で重要となる証券会社についてお話しします。
丸三証券のマルサントレードとは
創業1910年(明治43年!)老舗中の老舗である丸三証券株式会社が、オンライントレード専用のサービスとして開始した通信販売部です。
スタートは1997年。
マルサントレードは、丸三証券株式会社が提供するインターネット専用口座です。『安心』と『わかりやすさ』をモットーに、株式や投資信託のインターネットサービスを提供しております。
出典:マルサントレードHP
数ある金融危機も乗り越えてきた強者ですね。丸三証券がどのようなサービスを提供しているのか、確認してみましょう。
株式関係
現物株式、信用取引、新規公開株、外国株など様々ありますが、ほかの証券会社と比べて手数料が若干高いので、あまり魅力的ではありません。
ただし、信用取引の手数料はキャッシュバックサービスがあるのが魅力。
投資信託という強み
様々な投資信託を扱っていて、信託手数料も安くおすすめ。現在はコロナの影響で大きく下げているが、逆にそこがねらい目なのは明らか。
「eMAXIS Neo」というシリーズでは、9つのジャンルからこれから伸びそうなものに投資できるが、どれもかなり魅力的なうえ、購入時の手数料は0円!

さらに積み立て(投信積立)までできてしまうので、アフターコロナの影響がどこにくるかわからない、先行き不透明な世の中では、分散投資の一つとして利用したいです。
取引ツールアプリのシンプルさ
他の証券会社が提供しているアプリやPCの取引ツールと違って、いたってシンプルです。

ややこしいことが嫌な人や面倒なことを考えずに、シンプルに株式の取引に集中したい人にはおすすめです。
けしもちは、シンプルに取引する派です。ややこしいツールをいくらこねくり回しても、最終的に利益が出ないと意味がないので・・・
日経テレコン21《丸三証券版》
日経新聞1年分が検索できる日経テレコンが無料で利用できます。
正直言って、これを利用できるだけで口座を開設する理由になります。
これから資産運用をしようと考えているのであれば、日経の情報は必須ですので、とりあえず口座開設をおすすめします。
ちなみに口座管理料は無料です。
取引手数料が2か月無料
だいたいどこの証券会社もやっているキャンペーンではありますが、2か月間無料は長めですね。
一度この証券会社で試してみたい、という人には打ってつけです。
口座開設の流れ
1:スターターキット(口座開設資料一式)を請求する
下記のリンクからマルサントレードHPに飛ぶので、「口座開設はこちら」をクリックする。
資料請求・口座開設のページからスターターキット(口座開設資料一式)を請求する。
2:申込書を返送する
申し込み後にスターターキットが郵送されてくるので、中身をしっかりと確認する。
申込書に必要事項を記入(自署)・捺印のうえ、運転免許証のコピーなど本人確認書類を同封し返送する。
3:口座開設&ログイン
口座開設完了のお知らせが郵送で来るので、同封の仮パスワードでログインする。
※仮パスワードはすぐに任意のパスワードに変更すること!
株式投資を始める人に知っておいてほしいこと

給付金10万円を株式投資で増やせる人
まず初めに。
今回の給付金10万円を一部でも、現在の生活費に充てなければいけない人は、この記事で紹介する”10万円を10万円以上の価値に増やす”やり方にはあまり向いていません。
この記事の内容に向いている人は、
「コロナショックで家計に影響はあるが、当面は今までの蓄えや稼ぎでやっていける。しかし、アフターコロナの世界がどうなるのかもわからず不安である。なんとかしてもらった10万円を上手に利用したい」
という方です。
もう少しポイントをしぼって具体的に言うと次のとおりです。
給付金10万円は生活費でないこと
つまり、今回の給付金10万円は「自分にとって”余剰金”であり、すぐに使う当てはないが、将来を考えると銀行で寝かしておくだけでは不安なので、増やしたいお金」であることがポイントです。
これによって、
今回のコロナショックのような歴史的な市場の乱高下にも、
動揺せずにリスクを抑えて運用できます。
自分をコントロールできること
投資はギャンブルではありません。感情や当てずっぽうでお金を動かしていると、資産は増えないどころは減ってしまう危険もあります。
市場が多少変動しても、のんびりと構えていられる余裕が必要です。
今回のコロナショックによる歴史的な株価の変動は、誰にでも影響を与えます。しかし、焦らないことが何よりも重要です。
成功している投資家は、絶対に焦りません。
ニュースや情報、噂話に反応できる
正直、今の時代に毎日新聞を読めとは言いません。けしもちも購読していません。
しかし、ネットでは幅広く情報を取ります。日本だけでなく、海外の情報にも目を向けます。堅苦しいニュースばかりではなく、エンタメ系情報も重要です。
家族や友達、会社の同僚などから得られる噂話や日常の出来事も大切な情報源です。
こういう情報に自然と反応できることがポイントになります。
まとめると、
- 給付金10万円は余剰金である
- 自己コントロールができる
- 情報収集が好き、得意
が、株式投資で10万円を増やせる人になります。
間違っても、次のワードに反応してはダメですよ!
- 楽して稼げる
- 誰でも(何もしなくても)稼げる
- リスクゼロ
- すぐに稼げる
そんなもんは、ない!
株式投資をするなら今
株式投資は、そもそもリスクが高いし、まして今の時期はコロナショックで大暴落しているから投資するのは危険では?という考えがあるかもしれませんが、それは正確ではありません。
リスクは自分でコントロールできる
前述したようなポイントを念頭に、最後に書いている「けしもちからのアドバイス」をうまく利用すれば、リスクは管理できます。
むしろけしもちは、株式投資は小額から始められるほかのメジャーな投資よりもリスク管理しやすいと考えます。
例えば、
仮想通貨
インターネットさえあればどこでも誰でも始められるし、小額でもOK。
大きく値上がりする可能性もあれば、大暴落や価値がゼロになるリスクもある。
値動きの根拠が曖昧で、市場変動を予想しにくいので、上級者向け。
FX(外国為替取引)
レバレッジ(少ない元手で多くのお金を動かす)があるので、儲けが大きい反面大きな損失が出る可能性がある。
世界の動きに敏感だったり、強靭な自己管理力が必要。
という感じです。
個人的には、仮想通貨は何が起きるかわからないし、FXは世界情勢に大きく影響を受けるので、安心して投資しにくいと感じています。
対して、株式投資は自分が出した金額以上は基本的に損をしませんし、私たちの身近にある”企業”という存在に対して投資をするので、情報を得やすく、
この先どうなっていくのかという予想をつけやすいのが特徴です。
始めるなら今がベスト
コロナショックで世界の株式市場は混乱しています。具体的言うと、2008年のリーマンショック以上に暴落しています。
これを見ると、「株はリスキーで今投資するなんてとんでもない!」と思うかもしれません。
しかし、究極のことを言うと、株は上がるか下がるかしかありません。
そして、下がったものは上がります。
さらに、今の状況のように下げ幅が大きいほど、上がってくる確率と幅が大きくなります。
通常、株を保有している人は、自分の持っている株が利益を最大化できる株価まで上がっているか?、または買おうとしている株が買いごろまで下がっているか?、を考えておかねばなりません。
ですので、平時の株式市場に参入する場合には、得られる情報や状況の変化から判断する売買のタイミングがたくさんあって、ビギナーには大変です。
しかし、今から株式投資を始めるみなさんはシンプルです。
ほぼ世界中すべての銘柄が下がっている今、
上がるタイミング=買うタイミングだけを見ていればいいのです!
こんなにおいしいタイミングはないかと思います。
もうひとつ、ワンポイントアドバイスとしては、
底値で買う必要はない!ということです。理由は次で紹介します。
株式投資のキホン
状況をよく見極めて、多少の株価の動きに惑わされずに、先を見据えて買うまたは売る判断をする。
これが株式投資の基本ですが、抽象的で分かりにくいので、実際に株式投資をする際に大事したい3つのポイントを具体的&簡単に説明します。
株価の動きを表すチャート

これがローソク足というチャートです。期間を変えたり、1日毎の動きを表す日足から月毎の動きを表す月足などいろいろと種類を変えられます。
これが読めると、売買のタイミングを教えてくれるサインがわかるようになります。上の画像で言うところの黄色の丸。
これを見つけられるかがポイントですが、実は多少予想が外れても問題ありません。
なぜなら、ある程度の値動きの幅の中で売買すれば利益が出るので、必ずしも一番の底値で買ったり一番の高値で売る必要がないからです。
もう少し簡単に言うと、ひとつの山と谷には必ず両側に売買のチャンスがあるので、そこを狙えばよいということです。

頂点が現れたり、谷の底が見えてから売買してもいいので、ビギナーでも売買のタイミング見えて安心ですよね。
会社情報を得るための四季報と会社のHP
どこの企業の株を売買するのかを決めるには、その企業がこれからも成長していくか、魅力的な配当を出しているかなどの情報が大切になります。
基本的な情報は証券会社の提供している情報や四季報を確認すれば出てきます。

それに加えて、関心のある企業のホームページを確認し、どういう商品やサービスを展開しているか、またはこれから展開しようとしているかを調べます。
自分の好きな商品やサービスを提供している企業であれば、自然と情報も入って来るし、自分で調べよう!という意欲もわきます。
ですので、
どの株を買うか、どの企業に投資しようかと迷った場合は、
”自分が興味や関心のあるサービスを提供している企業”
を選ぶことをおすすめします。
また、最近ではESD投資やSDGs指標というものも、投資する際に重要なポイントです。
詳細は別記事またはほかの専門サイトに譲りますが、簡単に言うと、その企業がどれほど社会的に貢献出来て、従業員や顧客、環境を大切にし、コンプライアンスを遵守しているのかを確認して、評価できればその企業に投資するというものです。
その評価が、なぜ企業の売り上げアップや規模拡大と同様に重要視されているのかというと、社会に貢献したり、従業員、顧客、環境、地域社会を大切にし、コンプライアンスを遵守している企業は、周囲からの評価が高くなり、社員のモチベーションも高く、不正や汚職とも無縁なので、安定して安全な長期的経営が可能である、ということになるからです。
これから株式投資を始めようとしている方は、企業の基本情報と同様に、
この”企業の社会貢献度”にも注視して銘柄選定をすると、
成功する確率が高くなりますね。
業界の動き(ニュース)
ある企業の株式を購入する際や売却する際には、その企業の動きだけを見ていてはいけません。それはよく言う”木を見て森を見ず”です。
業界全体の動きを追っておく必要があります。また、世界のいろいろなところで起こっている政治的、経済的、その他の動きに注意を払っておきましょう。
おすすめは、スマホのニュースアプリです。
日本のニュースだけでなく、イギリス、中東、アメリカのメディアが発信しているニュースを追えると他の人の先を行けます。



また、それぞれの業種には特徴や特有の動きがあります。
例えば、内需株と呼ばれる業種は事業の基盤が国内にあるため為替や国外の影響を受けづらいと言われています。
また、コロナショックにより、現在は空運業が相当厳しい局面にある反面、保険や医療関係は上がっていく傾向が見られます。
このような業種ごとの特徴や傾向をみるようにすると、リスクを避けることができます。

株式投資の基本のきを簡単シンプルに書きましたが、実際に株式投資を始める方は、
絶対に、必ず、間違いなく、自分の中で基本と位置づけられる株の参考書を購入してください。
本自体は検索すればいくらでも出てきますし、3か月もすれば入れ替わっていきますが、基本とするところは私が株を始めた15年前と大きく変わっていません。
最新情報を取りつつも、株取引の基本となる参考書を手元に置いておきましょう。
現在のおすすめはこちらの本です。
けしもちからのシンプルアドバイス
最後に、15年間株式投資を続けているけしもちの最近のお話をします。
2019年にヤフーから屋号を変更したZホールディングスの株を保有していました。一時期は+30万円ほどになっていましたが、目標を40万円と考えていたのでキープしていたところ、コロナショックで世界中の株が暴落しました。一時は-10万まで下げました。
しかし、特に慌てずのんびり構えておいたことで、結局+2万で手じまい。
「30万円の儲けがなくなった~!!」とは考えません。前述したとおり、慌てずに、落ち着いて市場を見れば、大暴落の後にはいくらかの戻しがあることはわかっていたので、とりあえずマイナスにならないところで売れたことで良しと、大きく構えられます。
けしもちから、シンプルなアドバイスを3つだけ。
- 買う時には1年以上持っていてもいいつもりで。
- とにかく口座を開けて取引を始めてからも勉強しつづける。
- 欲張らない。初心は小遣い銭稼ぎ。
これらを守っていれば、
配当と売買の利益で、月に1回の飲み代や年に好きなITガジェットの購入
に充てることはできますよ。