こんにちは、けしもちです。
政府は、新型コロナウィルス感染症の経済対策として、国民一人当たり10万円の給付金を決定しました。
早い自治体では、来週(4月27日~)から受付を開始するようです。
実際の給付金振り込みは5月中といったところでしょうか。※自治体によって異なりますので、住民票のある自治体にご確認ください。
ソラミレ!では、受け取った給付金10万円をどのようにするべきかを、
- すぐにできること
- 長期的影響に備えてできること
に分けてお伝えします。
今回の、一律給付金10万円の使い道は、すぐにできることとして資産運用としての株式投資を紹介します。
この記事の目的は、
10万円をそのまま10万円として使うのではなく、少しでも増やす、
10万円を10万円以上の価値にすること
で、コロナ後の世界を少しでも楽に安定して生きていけるようにすることです。
世の中には株式投資以外にも色々と投資方法や資産運用がありますが、けしもちが15年ほど運用歴があり、良い点と悪い点を一番よく知っている株式投資から紹介します。
給付金10万円を株式投資で増やせる人
まず初めに。
今回の給付金10万円を一部でも、現在の生活費に充てなければいけない人は、この記事で紹介する”10万円を10万円以上の価値に増やす”やり方にはあまり向いていません。
この記事の内容に向いている人は、
「コロナショックで家計に影響はあるが、当面は今までの蓄えや稼ぎでやっていける。しかし、アフターコロナの世界がどうなるのかもわからず不安である。なんとかしてもらった10万円を上手に利用したい」
という方です。
もう少しポイントをしぼって具体的に言うと次のとおりです。
給付金10万円は生活費でないこと
つまり、今回の給付金10万円は「自分にとって”余剰金”であり、すぐに使う当てはないが、将来を考えると銀行で寝かしておくだけでは不安なので、増やしたいお金」であることがポイントです。
これによって、
今回のコロナショックのような歴史的な市場の乱高下にも、
動揺せずにリスクを抑えて運用できます。
自分をコントロールできること
投資はギャンブルではありません。感情や当てずっぽうでお金を動かしていると、資産は増えないどころは減ってしまう危険もあります。
市場が多少変動しても、のんびりと構えていられる余裕が必要です。
今回のコロナショックによる歴史的な株価の変動は、誰にでも影響を与えます。しかし、焦らないことが何よりも重要です。
成功している投資家は、絶対に焦りません。
ニュースや情報、噂話に反応できる
正直、今の時代に毎日新聞を読めとは言いません。けしもちも購読していません。
しかし、ネットでは幅広く情報を取ります。日本だけでなく、海外の情報にも目を向けます。堅苦しいニュースばかりではなく、エンタメ系情報も重要です。
家族や友達、会社の同僚などから得られる噂話や日常の出来事も大切な情報源です。
こういう情報に自然と反応できることがポイントになります。
まとめると、
- 給付金10万円は余剰金である
- 自己コントロールができる
- 情報収集が好き、得意
が、株式投資で10万円を増やせる人になります。
間違っても、次のワードに反応してはダメですよ!
- 楽して稼げる
- 誰でも(何もしなくても)稼げる
- リスクゼロ
- すぐに稼げる
そんなもんは、ない!
株式投資をするなら今
株式投資は、そもそもリスクが高いし、まして今の時期はコロナショックで大暴落しているから投資するのは危険では?という考えがあるかもしれませんが、それは正確ではありません。
リスクは自分でコントロールできる
前述したようなポイントを念頭に、最後に書いている「けしもちからのアドバイス」をうまく利用すれば、リスクは管理できます。
むしろけしもちは、株式投資は小額から始められるほかのメジャーな投資よりもリスク管理しやすいと考えます。
例えば、
仮想通貨
インターネットさえあればどこでも誰でも始められるし、小額でもOK。
大きく値上がりする可能性もあれば、大暴落や価値がゼロになるリスクもある。
値動きの根拠が曖昧で、市場変動を予想しにくいので、上級者向け。
FX(外国為替取引)
レバレッジ(少ない元手で多くのお金を動かす)があるので、儲けが大きい反面大きな損失が出る可能性がある。
世界の動きに敏感だったり、強靭な自己管理力が必要。
という感じです。
個人的には、仮想通貨は何が起きるかわからないし、FXは世界情勢に大きく影響を受けるので、安心して投資しにくいと感じています。
対して、株式投資は自分が出した金額以上は基本的に損をしませんし、私たちの身近にある”企業”という存在に対して投資をするので、情報を得やすく、
この先どうなっていくのかという予想をつけやすいのが特徴です。
始めるなら今がベスト
コロナショックで世界の株式市場は混乱しています。具体的言うと、2008年のリーマンショック以上に暴落しています。
これを見ると、「株はリスキーで今投資するなんてとんでもない!」と思うかもしれません。
しかし、究極のことを言うと、株は上がるか下がるかしかありません。
そして、下がったものは上がります。
さらに、今の状況のように下げ幅が大きいほど、上がってくる確率と幅が大きくなります。
通常、株を保有している人は、自分の持っている株が利益を最大化できる株価まで上がっているか?、または買おうとしている株が買いごろまで下がっているか?、を考えておかねばなりません。
ですので、平時の株式市場に参入する場合には、得られる情報や状況の変化から判断する売買のタイミングがたくさんあって、ビギナーには大変です。
しかし、今から株式投資を始めるみなさんはシンプルです。
ほぼ世界中すべての銘柄が下がっている今、
上がるタイミング=買うタイミングだけを見ていればいいのです!
こんなにおいしいタイミングはないかと思います。
もうひとつ、ワンポイントアドバイスとしては、
底値で買う必要はない!ということです。理由は次で紹介します。
株式投資のキホン
状況をよく見極めて、多少の株価の動きに惑わされずに、先を見据えて買うまたは売る判断をする。
これが株式投資の基本ですが、抽象的で分かりにくいので、実際に株式投資をする際に大事したい3つのポイントを具体的&簡単に説明します。
株価の動きを表すチャート

これがローソク足というチャートです。期間を変えたり、1日毎の動きを表す日足から月毎の動きを表す月足などいろいろと種類を変えられます。
これが読めると、売買のタイミングを教えてくれるサインがわかるようになります。上の画像で言うところの黄色の丸。
これを見つけられるかがポイントですが、実は多少予想が外れても問題ありません。
なぜなら、ある程度の値動きの幅の中で売買すれば利益が出るので、必ずしも一番の底値で買ったり一番の高値で売る必要がないからです。
もう少し簡単に言うと、ひとつの山と谷には必ず両側に売買のチャンスがあるので、そこを狙えばよいということです。

頂点が現れたり、谷の底が見えてから売買してもいいので、ビギナーでも売買のタイミング見えて安心ですよね。
会社情報を得るための四季報と会社のHP
どこの企業の株を売買するのかを決めるには、その企業がこれからも成長していくか、魅力的な配当を出しているかなどの情報が大切になります。
基本的な情報は証券会社の提供している情報や四季報を確認すれば出てきます。

それに加えて、関心のある企業のホームページを確認し、どういう商品やサービスを展開しているか、またはこれから展開しようとしているかを調べます。
自分の好きな商品やサービスを提供している企業であれば、自然と情報も入って来るし、自分で調べよう!という意欲もわきます。
ですので、
どの株を買うか、どの企業に投資しようかと迷った場合は、
”自分が興味や関心のあるサービスを提供している企業”
を選ぶことをおすすめします。
また、最近ではESD投資やSDGs指標というものも、投資する際に重要なポイントです。
詳細は別記事またはほかの専門サイトに譲りますが、簡単に言うと、その企業がどれほど社会的に貢献出来て、従業員や顧客、環境を大切にし、コンプライアンスを遵守しているのかを確認して、評価できればその企業に投資するというものです。
その評価が、なぜ企業の売り上げアップや規模拡大と同様に重要視されているのかというと、社会に貢献したり、従業員、顧客、環境、地域社会を大切にし、コンプライアンスを遵守している企業は、周囲からの評価が高くなり、社員のモチベーションも高く、不正や汚職とも無縁なので、安定して安全な長期的経営が可能である、ということになるからです。
これから株式投資を始めようとしている方は、企業の基本情報と同様に、
この”企業の社会貢献度”にも注視して銘柄選定をすると、
成功する確率が高くなりますね。
業界の動き(ニュース)
ある企業の株式を購入する際や売却する際には、その企業の動きだけを見ていてはいけません。それはよく言う”木を見て森を見ず”です。
業界全体の動きを追っておく必要があります。また、世界のいろいろなところで起こっている政治的、経済的、その他の動きに注意を払っておきましょう。
おすすめは、スマホのニュースアプリです。
日本のニュースだけでなく、イギリス、中東、アメリカのメディアが発信しているニュースを追えると他の人の先を行けます。



また、それぞれの業種には特徴や特有の動きがあります。
例えば、内需株と呼ばれる業種は事業の基盤が国内にあるため為替や国外の影響を受けづらいと言われています。
また、コロナショックにより、現在は空運業が相当厳しい局面にある反面、保険や医療関係は上がっていく傾向が見られます。
このような業種ごとの特徴や傾向をみるようにすると、リスクを避けることができます。

株式投資の基本のきを簡単シンプルに書きましたが、実際に株式投資を始める方は、
絶対に、必ず、間違いなく、自分の中で基本と位置づけられる株の参考書を購入してください。
本自体は検索すればいくらでも出てきますし、3か月もすれば入れ替わっていきますが、基本とするところは私が株を始めた15年前と大きく変わっていません。
最新情報を取りつつも、株取引の基本となる参考書を手元に置いておきましょう。
現在のおすすめはこちらの本です。
おすすめの証券会社
今すぐに始めるおすすめの証券会社を一つご紹介します。
ただし、ひとつの証券会社で口座を開設して取引を始めたからと言って、ずっとその証券会社を使い続ける必要はありません。
実際に使ってみて、取引方法、アプリや他のサービス、手数料などを比べて、経験してみて合わないと思えば、他に乗り換えるのは普通です。
おすすめの証券会社 DMM株
株式投資のビギナーであれば、まずは口座を開設して取引ツールを色々といじってみることをお勧めします。パソコンでもスマホでも取引ツールが使いにくいと、売買に手間取ってしまいますし、売買のタイミングなどもわかりにくくなります。
DMM.com証券であれば、おすすめできる4つのポイントがあるのでそれぞれ確認してみてください。
最短で即日口座開設&取引が可能
当たり前ですが、口座の開設は無料です。
時々、口座を開設しただけとか、入金したらキャッシュバック的なキャンペーンもしていますので、お得な時を狙って開設してもいいですね。

口座開設はこちらからどうぞ。
取引の手数料が安い
現物取引も信用取引も手数料がとにかく安いので、気軽に売買ができます。
さらに、米国株式の取引手数料も無料なので、アメリカの株を検討しているなら、DMM.com証券がおすすめです。
しかも、開設後1か月間は取引手数料が0円なので、試しに売買してみるのもありです。
他の証券会社との比較はこちら。

取引ツールが使いやすい
最近は株の取り引きもスマホでやることが多いと思います。
となるとスマホアプリの使い勝手が重要になってきますが、DMM株だとビギナー用とノーマル用のモードが選べるので、自分の経験値や使い方によって自由度が上がります。

米国株式を普通に売買できる
けしもちとしては、ビギナーはやはり日本の株から始めるのが良いと思います。
が、みんなが知っている超有名企業がアメリカに多いのは間違いありません。アマゾンにいたってはすでに社会的なインフラの役割も担っていると言えるので、爆発的な成長がない代わりに安定感は抜群になってきています。
アメリカは米ドルの安定感も経済の安定感もやはり世界の中で群を抜いています。コロナショックで混乱している世界でも、アフターコロナにはきっちり経済の回復を図ってくることが予想されますので、投資額の一部を米国株式に回すのもありですね。
米国株式は、世界時価総額トップ10常連の銘柄が多く、米国および世界を代表する優良企業が上場しています。
例えば、コカコーラ(KO)、ナイキ(NKE)、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)など誰もが聞いたことのある馴染み深い企業が多数あります。 そんな株式を1株単位で売買できるのが、米国株式の魅力です。参考:DMM.com証券

けしもちからのアドバイス
コロナウイルスの経済対策として給付される10万円をどのように生活に生かすか?今回はすぐにできること、として株式投資をご紹介しました。
最後に、15年間株式投資を続けているけしもちの最近のお話をします。
2019年にヤフーから屋号を変更したZホールディングスの株を保有していました。一時期は+30万円ほどになっていましたが、目標を40万円と考えていたのでキープしていたところ、コロナショックで世界中の株が暴落しました。一時は-10万まで下げました。
特に慌てずのんびり構えておいたことで、結局+2万で手じまい。
「30万円の儲けがなくなった~!!」とは考えません。前述したとおり、慌てずに、落ち着いて市場を見れば、大暴落の後にはいくらかの戻しがあることはわかっていたので、とりあえずマイナスにならないところで売れたことで良しと、大きく構えられます。
けしもちから、シンプルなアドバイスを3つだけ。
- 買う時には1年以上持っていてもいいつもりで。
- とにかく口座を開けて取引を始めてからも勉強しつづける。
- 欲張らない。初心は小遣い銭稼ぎ。
配当と売買の利益で、月に1回の飲み代や年に好きなITガジェットの購入
に充てることはできますよ。
ちなみに、けしもちはコロナショックの3番底をに狙って、今はどの企業がこの危機から復活するかを調べて過ごしています。