こんにちは、けしもちです。
2018年5月2日、絵本作家の加古里子さんが92歳でお亡くなりになりました。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られる絵本作家で児童文化研究家、加古里子(かこ・さとし、本名・中島哲=なかじま・さとし)さんが2日、慢性腎不全のため亡くなった。92歳。葬儀は近親者で営んだ。後日、出版社が合同でしのぶ会を開く。
毎日新聞 2018年5月7日 13時12分 (最終更新 5月7日 17時38分)
今も昔も変わらない優しさ

けしもち家には幼な子が2人います。6歳と4歳の女の子。2人とも加古先生の本は大好きです。
だるまちゃんシリーズと同様に、子供たちに人気なのはなんと言っても”からすシリーズ”。
”からすのパン屋さん”は、それはもう…「この時間は永遠ループか!?」と錯覚するほど何度も何度も何度も読みました。
それにしても、加古先生の絵って、なんであんなにほっこりするんでしょう。絵の隅々まで優しさにあふれてるんですよね。
かこさとしさんの作品
加古先生は東京大学の工学部をご卒業されており、一時は会社勤めとの二足の草鞋を履いていました。各有名大学で教鞭をとられたこともあり、その時の学生さんが本当に羨ましいです。
科学や自然に関する絵本も多数あります。
今の時代、情報だけは詰め込むだけ詰め込まれて育ってきた私たちから見ると、その内容は時代と共に少しずつずれてしまっていると思うところもあります。
でも、加古先生の言いたかったこと、見て欲しかったところは、そこではないと思います。
時代が変わっても、状況や情報が変化しても、変わらないものの本質がある、そういうことを絵本を通して子供たちに伝えたかったんじゃないでしょうか。
もっともっと多くの子供たちに加古先生の作品と世界観を知ってもらいたいので、加古先生の作品について紹介していきたいと思います。
からすの〇〇シリーズは子供の絵本の鉄板中の鉄板です。中でもからすのパンやさんはみんなが知っているお話しで、その絵やお話のリズム感に大人も夢中になります。
詳しくは【絵本】からすのパンやさん 〜あなたの求めるパンはこれですか?〜を読んでみてください。
他にもからすの〇〇シリーズはたくさんありますよ~
”かこさとし公式サイト”(クリックすると開きます)でその多くの作品について知ってほしいと思います。